2011年11月22日

雑誌『旅』 休刊を発表。

またひとつ、好きな雑誌が無くなってしまいます。
1924年創刊の旅雑誌『旅』は、来年の3月号で休刊を発表。
JTBから新潮社に移り、創刊1000号を迎えた 歴史のある
旅雑誌でした。

私がリアルに読んでいたのは、2004年に版元が新潮社になり
女性向けの誌面になってからですが、最近は価格が上がった
こともあり なかなか手が伸びずにいました。


このブログでも、『旅』を何度もご紹介しています。
女性向けの旅雑誌というと、他社の華やかで高級志向の
ものがいくつかありますが それらがビジュアルやイメージ
重視であまり実用的ではないのに対し、『旅』は地に足が
ついた現地情報が多く重宝しました。

日本人に人気の旅先だけでなく、他の雑誌では特集しない
ような世界の地域も取り上げ 巻頭特集するという
希有な雑誌だったと思います。


発行部数が少ないので、特集によっては完売することもあり
Amazonの中古品でも、高値がついているものもあります。
今回の休刊を知ってから、慌ててバックナンバーをチェックし
値段が上がる前に いくつか購入しておきました。

今後も不定期に旅雑誌を出す予定のようですが、このたびの
休刊はとても残念で、今までの御礼を言いたい気持ちです。

発売中の最新号は、北欧の民芸。
B0062O0MLA旅 2012年 01月号 [雑誌]
新潮社 2011-11-19

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↓買い逃したのが悔やまれる 香港特集。
B001NFSBBQ旅 2009年 02月号 [雑誌]
新潮社 2008-12-20

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↓最近話題の「ブータン」まで特集。
B001US5RLS旅 2009年 05月号 [雑誌]
新潮社 2009-03-19

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2011年05月30日

「BRUTUS vol.709」は本屋好き。

いつも個性的な特集が楽しみな雑誌『BRUTUS』。
発売中の2011年6/15号は、特集「スタイルのある
全国の本屋200店」。ネット書店が便利な時代でも
「わざわざ本屋に行って、本を見たり、触ったり、
買ったり、僕らは本屋好き」という切り口。

学生時代、書店でアルバイトをしていたくらいの
本屋好きとしては かなり満足な一冊でした。
おすすめの本特集の時より、本屋特集の方がすぐに
役立つと言っても良いくらいに・・。

巻頭は、全国の個性的な書店(古書店を含む)の取材
と、京都「恵文社一乗寺店」鳥取「定有堂書店」など
老舗の店長インタビューは読み応えあり。何かと話題の
ブックディレクターたちの仕事は、斬新で楽しい。

BRUTUSならではの、ビジュアルを使って「美しすぎる
本屋」と題しポルトガルやブエノスアイレスの 羨ましく
なる書店も掲載。本屋に行くために旅に出たくなります。

実用的なのは、綴じ込み付録の「この100ジャンルに強い
100書店。」。建築の本を探すなら、三島由紀夫の本を
探すなら、といった風に100の専門書店を案内。すでに
有名な店もあれば、知らなかった店もあり、東京以外も
全国の本屋が載っているので ガイドとして保存版。

さっそく気になる書店を見つけたので、今日これから
行ってみます。本屋好きの皆さま、お見逃し無く。

B004XIWCS8BRUTUS (ブルータス) 2011年 6/1号 [雑誌]
マガジンハウス 2011-05-16

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2011年03月23日

旅に行きたくなる雑誌 2011春。

ご無沙汰しております。
先月は、ベトナムを旅してきました。

更新しようと思っているうちに、世の中が大変なことになり
今は自分の旅行記を綴る心情でもなく、もう一つのブログは
お休みしているところです。

東京では日常生活には困りませんが、節電のためにパソコンを
控え、明るい時間に読書をして 静かに心を落ち着けようと
しています。テレビやネットよりも、私には本が必要でした。

先月の旅でのんびりと過ごせたこともあって、しばらくは旅を
しなくても大丈夫かもしれない という思いがあり、震災後は
旅のことを想う余裕すら失っていました。




そんな時に、出会った2冊の雑誌。
買い逃さないで良かったと思える内容なので、ご紹介します。


BRUTUS '11/3/15 740号 特集『旅に行きたくなる。』。
旅へ誘う言葉と本。あの人はどこへ、どんな旅に出たのか。

B004NPKKY4BRUTUS (ブルータス) 2011年 3/15号 [雑誌]
マガジンハウス 2011-03-01

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ヒマラヤの表紙を見ただけも買いの一冊ですが、読み応えの
ある旅特集で保存版。安藤忠雄氏の文から、ル・コルビュジエ
の旅の足跡へと繋がり、チェ・ゲバラ、ロバート・キャパ、
C.ブコウスキーなど 偉人たちのかつての旅を振り返り
地図や文献も掲載。

日本からは、岡本太郎の東北の旅、白洲正子の近江琵琶湖の旅
武田百合子のロシア横断、向田邦子のマグレブ3国を紹介。
とてつもない冒険もあれば、真似できそうな旅もあり。
旅にまつわる言葉や本の情報が多いので、刺激を受けます。

また、「ちょっとだけ冒険な旅」と題した特集では ヒマラヤ
アマゾン・ボルネオの国立公園や自然保護区を訪れ、迫力ある
写真をたっぷり掲載。それだけでも十分に見る価値あり。

すでに、通販では品薄なので 書店でバックナンバーを
探してみてください。



そして、旅好きにおすすめするもう一冊。
講談社MOOK『TRANSIT』特別編集号 SORA「美しき空の物語」。

4063895408TRANSIT SORA 美しき空の物語 (講談社MOOK)
ユーフォリアファクトリー
講談社 2011-03-15

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通常の『TRANSIT』と違い、ページ数が少なく低価格の
特別編集号で、テーマを空港と旅に絞った編集です。
成田空港でのファッショングラビア、成田空港の秘密
世界の空港建築紹介や、空港で出会う旅人たち。

『TRANSIT』らしい視点の現地取材はオランダ・インド・
ニューメキシコ、巻末の飛行機から見た空の写真も綺麗。
また「空港を読む」という10のエッセイも楽しめました。
空港に行くとなぜかワクワクする、という方におすすめ。


しばらく旅には出ないかもしれない・・と思っていても
旅に思いをめぐらせ 自由に楽しむことはできるのだと、
改めて元気をもらえた2冊でした。


最後になりましたが このたびの震災で
亡くなられた方々の ご冥福をお祈りするとともに
被災地のみなさまに 心よりお見舞い申し上げます。
posted by sumibooks at 14:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌・ムック 2011 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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